今回レビューしていくのは、XtrfyのGP2。
現在Xtrfyが製造しているマウスパッドは、GP1~GP4まで4種類。
今回は、その中でもコントロールを重視したGP2のレビューをしていきます。
【Xtrfy GP2】外観などの仕様
表面 | クロス |
裏面 | ノンスリップラバー |
エッジ | フチ縫い加工 |
サイズ | LARGE:460 x 400 XXL:1200 x 600 |
カラーラインナップ | 黒のみ |
GP2はこのような縦長な箱に入って送られてきました。
このようなタイプの箱の場合、巻き癖が少し心配でしたが、今回はほぼ巻き癖がない状態でした。
もし巻き癖があった場合に、逆巻にしてしまうとしわになってしまうので注意。
外見は黒一色のベースに右上にブランドロゴがプリントされているのみというシンプルな見た目です。
ロゴも小さくなっているうえ、そこまでマウスを動かすことはほとんどないと思うので、
エイム操作に影響はないでしょう。
【Xtrfy GP2】使用感や特徴
GP2の使用感は、コントロールタイプのマウスパッドの中でもかなり滑りづらいですが、
初動は滑りやすく、止めたいところで止まるといった感じです。
このコントロール力は、表面の作りと中間層のスポンジがカギになっています。
他のマウスパッドとは異なる表面の作り
GP2の表面は粗めで、手を滑らせてみるとかなりざらざらとした質感。
目視で見てもかなり粗い縫い目だとわかります。
ローセンシでFPSなどをするとき、肌で触れると痛いので注意が必要ですね。
さらに、このGP2が他のマウスパッドと異なる点が1つあるんです。
それは縫い目が縦ということ。
今多くの人に使われているマウスパッドのほとんどは、横に縫われているんですが、
このマウスパッドは縦に縫われています。
基本的には、縫い目に沿ってマウスを動かすことで滑らかにコントロールできます。
マウスの動きのほとんどは左右なので、ほとんどのマウスパッドは縫い目が横になっているんですね。
GP2では縫い目をあえて縦にすることで、この圧倒的な滑りにくさ=コントロール力を実現しています。
さらに、縫い目が縦になっていることのメリットがもう1つあって、
リコイルなどの縦方向の動きがスムーズになるということです。
当たり前ですが、縫い目に合わせると滑らかになるということは縦に動かすと滑りやすくなります。
そのため、リコイルや上下に移動する的に対するエイムはスムーズですね。(小泉感)
柔らかめな中間層
マウスパッドの中間層のスポンジは柔らかめで、それのおかげで滑りやすさと止めやすさを両立できていると感じます。
マウスパッドに圧をかけない状態でマウスを動かすとかなり滑りやすいですが、マウスパッドを押すように圧をかけてマウスを動かすとかなり止めやすくなります。
そのため、VALORANTのようなフリックをしてからクリックして撃つようなFPSゲームにはとても適していますね。
反対に、常に圧をかけながらマウスを動かす状態ではなめらかに動かすことは難しいかも。
特にマウスを一方向に動かしているときに反対側に切り返すときに抵抗を感じました。
APEXのようなクリックしたままトラッキングエイムをするゲームにはあまり向いていないです。
圧をかけなければある程度滑るといいましたが、ほかのスピード・バランス系マウスパッドと比べると、かなり抵抗があって滑りません。(あたりまえ)
ぼくは、昔から滑りにくいコントロール系マウスパッドを使ってきたので滑りは悪くないと感じています。
しかし、今まで滑りやすいマウスパッドを使ってきた人からすると、全然滑らないと感じるでしょう。
実際、最近G640を久しぶりに使ってみたらめちゃくちゃ滑って驚きました。
だから、G640でも滑りやすいと感じるくらいにGP2は滑らないマウスパッドだと思ってくれたらいいですね。
その他機能について
裏面のノンスリップラバーはしっかりと滑らない素材になっています。
同じXtrfyのマウスパッド「GP4」と比べると、断然滑りにくさが違いますね。
GP4のほうは裏面がすべすべしていてとてもスルスル滑ってしまいますが、
こちらのGP2はマウスパッド自体に力を掛けない限り、激しくマウスを動かしても動くことはないです。
しかし、デスクの天板の素材によっては、滑りやすくなるかもしれません。
ぼくは、木製の天板でサラサラとしたさわり心地のものを使っていますが、
金属などのツルツルするようなデスクだと滑ってしまう可能性はあります。
エッジの加工はほつれもない仕上がりです。
エッジ加工されていないマウスパッドは端からめくれたりして、耐久性が低かったりするのでかなり大事だと思ってます。
ぼくが初めて買ったマウスパッドの「G640」は、すぐに端がめくれてきてあんまり長く使えませんでしたね。
レビューの中には、
「アームカバーを付けるとフチが滑りずらい」
などの意見がありました。
でも、ぼくがしばらく使った感想としては、滑りずらいどころかむしろ滑りやすい方なんじゃないかなと思います。
使ってるアームカバーの素材によって変わることはあると思うので注意。
アームカバーなしで肌を当てて使うと少し滑りにくくて、激しく動かすとちょっと痛かったので注意。
サイズに関しては、Lで充分なんじゃないかなと思いました。
ぼくは、一時期振り向き39cmでfpsをプレイしていましたが、それでも足りないと思うことはありませんでした。
デスクいっぱいにマウスパッドを置きたいという人ならば、XXLでも全然アリですね。
個人的には、でかいマウスパッドはむしろ邪魔になってしまうので必要最低限でいいなと思ってます。
そして、GP2は洗濯機で洗えます。
長く使っていると、汗などで滑りが悪くなりがちですが、そんなときでも洗ってまた元の滑りを復活させることができるでしょう。
洗濯機で洗う場合は30℃までに対応していて、手洗いももちろん可能です。
エッジの加工と相まって、GP2の耐久性はかなり高いですね。
ぼくは定期的にウェットティッシュで表面をふき取っています。
まとめ
- トップレベルで滑らないコントロールマウスパッド
- 横には滑らないけど、縦はスムーズ
- 力をかけるとストッピング◎
- 裏面のラバーは滑りずらい
- 洗濯機で洗える
こんなところです。
ぼくはVALORANTでのメインのマウスパッドになっていますが、それくらい使いやすいマウスパッドになっているので、ぜひ使ってみてください!
以上「Xtrfy GP2」のレビューでした。